『枕草子』を読む

「寝起きに飲む水はさっぱり」「近くて遠いのは親戚」―現代の私たちが日常生活で感じるこのような言葉が、実は1000年も前に『枕草子』にも記されていました。
長短300の章段の中から、清少納言が登場する章段を中心に取り上げます。
今期は、清少納言がお仕えした定子の一族の、栄華と斜陽とを読みとく100～150段。平安時代の習俗や史実の逸話を紹介しながら、わかりやすく解説します。

【カリキュラム】2025年4月～2025年9月　100～150段
淑景舎、春宮にまゐりたまふほどの事など（100段）
故殿の御ために（129段）
殿などのおはしまさで後（137段）ほか
※順不同。進度により調整します。