古典名著として
『正法眼蔵』を味読する
会場: 501
要見学 施設使用料
本講座は、道元著『正法眼蔵』の原文を、古典名著の一つとして読み解きし、その言葉の泉から生きる元気をくみ取ることを狙いとします。
講座は講読形式で行い、原文を音読し、講師による多角的視座からのわかりやすい説明を聞き、皆で意見を出し合って原文の理解を深めます。
◆テキストは、『正法眼蔵 全訳注 増谷文雄(講談社学術文庫 全8巻)』(講談社、2004年 第1版発行)を使用し、『正法眼蔵(三)』の「仏教」から読み進みます。テキストには現代語訳と注解が付記されており、原文を理解する助けとなります。
◆おすすめポイント
「それはわたしを力づけ、生きる力を与えた。そしてそれに元気づけられてさらに『正法眼蔵』に親しむということが、ここ15年ほどつづいた。今もつづいている」とは、作家の中野孝次さんの感想です(『道元断章 『正法眼蔵』と現代』)。外国からも、「仏教の全伝統のうちで、一つの最も哲学的に深みのある著作であることは、確かである」(米国の東洋学者トーマス・カスリス)と、高く評価されています。
「生も一時のくらゐなり、死も一時のくらゐなり。たとへば冬と春とのごとし。冬の春となるとおもはず、春の夏となるといはぬなり (現代語訳:生は一時のありようであり、死もまた一時のありようである。たとえば、冬と春とのごとくである。冬が春となるとも思わず、春が夏となるともいわないのである)」(「現成公案」)。このような生と死を考えるのに役立つ言葉が、次から次へ現れ、とどまる所を知りません。
本講座は、道元著『正法眼蔵』の原文を、古典名著の一つとして読み解きし、その言葉の泉から生きる元気をくみ取ることを狙いとします。
講座は講読形式で行い、原文を音読し、講師による多角的視座からのわかりやすい説明を聞き、皆で意見を出し合って原文の理解を深めます。
◆テキストは、『正法眼蔵 全訳注 増谷文雄(講談社学術文庫 全8巻)』(講談社、2004年 第1版発行)を使用し、『正法眼蔵(三)』の「仏教」から読み進みます。テキストには現代語訳と注解が付記されており、原文を理解する助けとなります。
◆おすすめポイント
「それはわたしを力づけ、生きる力を与えた。そしてそれに元気づけられてさらに『正法眼蔵』に親しむということが、ここ15年ほどつづいた。今もつづいている」とは、作家の中野孝次さんの感想です(『道元断章 『正法眼蔵』と現代』)。外国からも、「仏教の全伝統のうちで、一つの最も哲学的に深みのある著作であることは、確かである」(米国の東洋学者トーマス・カスリス)と、高く評価されています。
「生も一時のくらゐなり、死も一時のくらゐなり。たとへば冬と春とのごとし。冬の春となるとおもはず、春の夏となるといはぬなり (現代語訳:生は一時のありようであり、死もまた一時のありようである。たとえば、冬と春とのごとくである。冬が春となるとも思わず、春が夏となるともいわないのである)」(「現成公案」)。このような生と死を考えるのに役立つ言葉が、次から次へ現れ、とどまる所を知りません。
講座詳細
クラス | 一般 |
---|---|
曜日・時間 |
第1・3
水曜日
10時30分 ~ 12時00分 |
受講料金ほか |
2024年10月~12月(6回) 2025年1月~3月(6回) |
※受講料金は、受講料と施設使用料を合わせた金額です(一部講座を除く)。 そのほか、教材費(テキスト、資料、教材などの費用)、団体傷害保険料が必要な講座があります。 講座内容によって異なりますので、詳細はお問い合わせください。
持ち物・ご購入いただくもの
〇持参品/筆記用具、テキスト●テキスト/各自ご用意をお願いいたします。
『正法眼蔵 全訳注 増谷文雄(講談社学術文庫 全8巻)』(講談社、2004年 第1版発行)中第二巻
〇資料代/3カ月300円(申込時支払)
その他
【事前にご見学をお願いいたします】見学日程は、お電話でご確認をお願いいたします。
会場
501札幌市中央区北1条東1丁目7-1 アルファセンタービル5階
講師
三上 章
元東洋英和女学院大学教授
聖書・古典講読会主宰
講師プロフィール
お問い合わせ・お申し込み
札幌道新文化センター札幌教室
〒060-0031 札幌市中央区北1条東1丁目7-1 アルファセンタービル
窓口営業時間:平日 9:30~19:00 土曜 9:30~18:00
日曜・祝日休み
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